自作PCのファン追加と交換 [自作PC]
久しぶりのプログです。
今回はPCの静音化を狙ってファン追加と交換をしてみます。
本当は、盆休み頃にやりたかったのですが、仕事で忙しく時間がとれなかったのでこの連休で挑戦してみました。
9月19日(土曜)
始めに用意した物は、前にネットで評判を調べておいたサイズのS-FLEXシリーズから先週の休みに800rpmの物を2つ。
CPUクーラーにファンを追加するための金具を作るための針金(ステンレス製・直径1mm)。
あとネットでシュラウド(導風板)というのを目にしていたのでこれを試すためにM4×60mmのネジとM4の蝶ナットも買ってあります。
ではまずPCの側板を外し元からついているCPUファンの金具を1つ見本として外します。
それを見比べながら針金を曲げていきます。
写真の1番右が見本とした金具で残りが今回自作した物です。
スプリング用の針金ではないため見本の金具と比べると明らかに曲げ強度が不足していますが、これ以上太くするとCPUクーラーの引っかかりにはまらなくなるのでしょうがないです。
ちなみに私は、今回ラジオペンチがなかったので普通のペンチで曲げましたが、おそらくラジオペンチの方が曲げやすいと思います。
あと、針金の切り口がとんがるのでまねされる方は、けがなどされぬよう注意しましょう。
これを使ってCPUクーラーに元からついている背面ファンを使用し試しに左側に取り付けます。
なんてこった。右の金具が反対向きではないか!でもこの時点では気づいていない。
実際に取り付けてみると今回作った針金製金具でも目的の強度は出ているようで一安心です。
次にフロント中段に今回新たに買ったファンを取り付けます。
ここは黒いブラケットの取り外し以外は簡単です。
で、ここでさぼって配線は、マザーボード上のシステムファンコネクタに。これが後でちょっとした失敗に。
次に導風板を作ります。
あらかじめいらないファンをニッパーで枠だけにしておきます。
物は25mm厚と20mm厚の物です。
これらのネジを使って脱着を頻繁にしても大丈夫にするつもりでしたが、ふとPCケースの側板がつくか心配になり仮組みして当ててみるとネジ頭が大きすぎて入りません。皿ネジしか無理です。
結局新規で買った写真のネジは無用の長物に。
で、ファン固定用のタッピングネジでまず2枚重ねの状態を作っておきます。
ネジに適合した先のドライバーが使えなくて小型のマイナスで無理矢理回したので2本締めたところでドライバーの先が悪くなってしまいました。
次にケースに元からついているファンを取り外しCPUクーラーの後ろ側に新たに買ったファンを取り付けます。
次に導風板を取り付けます。
背面から見るとこんな感じです。
次に裏側の配線の束ね直しをします。
後はこの状態でいったんふたを閉めて動作させてみます。
新たに買ったサイズのファンはかなり静かでCPUクーラーに元からついているファンの音が気になるようになってしまいます。
温度は思ったほど上昇しておらず、まあまあかなと思っていましたら、なんとまあ、フロント中段に追加したファンが2秒ごとに回ったり回らなかったりしているではないか。
早速中をもう一度あけて接続をマザーボードから電源ライン直に変更してみます。
この状態でもう一度ふたを閉めて電源を入れてみます。
するとCPUクーラーに元からついているファンの音が、少し目立たなくなります。
ソフトで見ると200回転ほど低くなっているので、これ一人で冷却をがんばっていたようです。
この状態でしばらく様子を見ようと思いましたが、クロック固定の状態(Cool&Quiet OFF)の状態では、再起動をしたりしてヒートアップしてしまうと後でクロック可変に戻しても温度が下がらずCPUクーラーの可変速ファンが、うるさいままになってしまうので、とりあえず吸気を増やそうとS-FLEXの1200回転を購入しに最寄りの店まで走ります。
で、1つだけ売っていたのでこれを購入して戻ります。
早速交換し、ついでに下段の電源前のファンも取り外した800回転のファンに取り替えます。
ここから夜に携帯のカメラで、画質悪いです。
配線をきれいに押し込んでから装着します。
正直電源の配線が邪魔で脱着はしんどいです。つけ終わった後もきちんとファンに干渉しないか確かめます。
効果があるかどうか分かりませんが、ついでに電源後ろのよけいな隙間をふさいでおきます。
プラスチックの箱を切り取って両面テープで貼り付け。
フロント中段の吸気を1200回転にした効果は結構あり、またもやCPUクーラーの可変速ファンの回転数が200回転ほど下がります。
ただ電源前のファンを交換したメリットは音的にはあまり感じませんでした。
この状態でまた再起動とCool&Quiet OFFして温度を上げておき(CPU温度58度くらい)しばらくしてからCool&Quiet ONにして一晩起動したまま放っておきます。
9月20日(日曜)
朝に起きて前日のPCの温度を確認してみると全然下がっていません。
どうやらPC内の熱が思ったほど逃げないようです。もっと低発熱のMBとCPUなら良いのでしょうが。
今回はいずれグラボを追加したりするかもしれないと思っているので、ほとんどアイドリングで一晩たっても温度が下がらないのは、いただけません。
で、今日は、さらにS-FLEXの800回転を背面に追加するべく名古屋まで。
いや、近場の店の在庫は買い占めてしまったようで。次の入荷までは待てません。
まあついでに近々買いたいと思っている単品コンポの下見など兼ねているので無駄にはなりません。
目的の物を購入してなおかつ購入候補の単品コンポを簡易試聴して他にも少しウインドショッピングをして夕方に帰宅。
結局導風板は取り外し背面ファン(800回転)を設置。
ついでに手前のコードクリップが剥がれかけていたので手持ちの物と交換します。
ちなみにS-ATAケーブルのあまりを手前にする意味はHDD交換で側面パネルを両方とも開けなくて済むようにするためです。
ついでに、下段HDD用のS-ATAケーブルも短めではなく標準的な長さにしておいた方が、繋いだままHDDケージを外せるので良いです。
自分は下段用をギリギリの長さにしてしまって、ちょっと後悔しているのでそのうち取り替えるつもりです。
追加したファンの配線を接続して裏側配線を整えます。
ダイブにぎやかになってきました。
それでは早速側面のフタをして動作させてみます。
昨日と同じやり方で温度を上げてから下がり方の様子を見ます。
9月21日(月曜)
もう見る見る温度が下がっていくというわけにはいきませんが、30分ごとにCPUクーラーの可変ファンの回転が落ちていき1000回転未満程度で落ち着くようになりました。
(室温30度・12時間連続アイドリング付近で音楽再生に使用)
参考までに現在の温度は、マザーボード付属ソフト(EasyTune 6)の表示で
CPU 47 度
MB 38 度 です。
これならグラボを追加しても何とか耐えられるのではないかと思いました。
ちなみに今回の作業では関係ないかもしれませんが、3週間ほど前にMBのBIOSのアップデートもしているのですが、それから表示温度が、妙に高くなったのが気になりました。
ちなみに現在は最新のバージョンF5になっています。
あといろいろ試す内に音楽再生時のプチプチノイズの原因が、EasyTune 6にあることが分かりこれを常駐から外すとCool&Quiet ONでもノイズが出なくなることが分かりました。
・・・て、気づいていないのは自分だけ?
まあこれでファンの音もだいぶ目立たなくなり単品コンポと組み合わせる準備もできてきたかなと思います。
厳密に無音とは行きませんが、手持ちのノートPC(エプソンNT350)より静かな?という程度の音になりました。
最後に始めの方に向きを間違えてつけている金具は、この記事を書き始めるまで気づかなかったです。
今回はPCの静音化を狙ってファン追加と交換をしてみます。
本当は、盆休み頃にやりたかったのですが、仕事で忙しく時間がとれなかったのでこの連休で挑戦してみました。
9月19日(土曜)
始めに用意した物は、前にネットで評判を調べておいたサイズのS-FLEXシリーズから先週の休みに800rpmの物を2つ。
CPUクーラーにファンを追加するための金具を作るための針金(ステンレス製・直径1mm)。
あとネットでシュラウド(導風板)というのを目にしていたのでこれを試すためにM4×60mmのネジとM4の蝶ナットも買ってあります。
ではまずPCの側板を外し元からついているCPUファンの金具を1つ見本として外します。
それを見比べながら針金を曲げていきます。
写真の1番右が見本とした金具で残りが今回自作した物です。
スプリング用の針金ではないため見本の金具と比べると明らかに曲げ強度が不足していますが、これ以上太くするとCPUクーラーの引っかかりにはまらなくなるのでしょうがないです。
ちなみに私は、今回ラジオペンチがなかったので普通のペンチで曲げましたが、おそらくラジオペンチの方が曲げやすいと思います。
あと、針金の切り口がとんがるのでまねされる方は、けがなどされぬよう注意しましょう。
これを使ってCPUクーラーに元からついている背面ファンを使用し試しに左側に取り付けます。
なんてこった。右の金具が反対向きではないか!でもこの時点では気づいていない。
実際に取り付けてみると今回作った針金製金具でも目的の強度は出ているようで一安心です。
次にフロント中段に今回新たに買ったファンを取り付けます。
ここは黒いブラケットの取り外し以外は簡単です。
で、ここでさぼって配線は、マザーボード上のシステムファンコネクタに。これが後でちょっとした失敗に。
次に導風板を作ります。
あらかじめいらないファンをニッパーで枠だけにしておきます。
物は25mm厚と20mm厚の物です。
これらのネジを使って脱着を頻繁にしても大丈夫にするつもりでしたが、ふとPCケースの側板がつくか心配になり仮組みして当ててみるとネジ頭が大きすぎて入りません。皿ネジしか無理です。
結局新規で買った写真のネジは無用の長物に。
で、ファン固定用のタッピングネジでまず2枚重ねの状態を作っておきます。
ネジに適合した先のドライバーが使えなくて小型のマイナスで無理矢理回したので2本締めたところでドライバーの先が悪くなってしまいました。
次にケースに元からついているファンを取り外しCPUクーラーの後ろ側に新たに買ったファンを取り付けます。
次に導風板を取り付けます。
背面から見るとこんな感じです。
次に裏側の配線の束ね直しをします。
後はこの状態でいったんふたを閉めて動作させてみます。
新たに買ったサイズのファンはかなり静かでCPUクーラーに元からついているファンの音が気になるようになってしまいます。
温度は思ったほど上昇しておらず、まあまあかなと思っていましたら、なんとまあ、フロント中段に追加したファンが2秒ごとに回ったり回らなかったりしているではないか。
早速中をもう一度あけて接続をマザーボードから電源ライン直に変更してみます。
この状態でもう一度ふたを閉めて電源を入れてみます。
するとCPUクーラーに元からついているファンの音が、少し目立たなくなります。
ソフトで見ると200回転ほど低くなっているので、これ一人で冷却をがんばっていたようです。
この状態でしばらく様子を見ようと思いましたが、クロック固定の状態(Cool&Quiet OFF)の状態では、再起動をしたりしてヒートアップしてしまうと後でクロック可変に戻しても温度が下がらずCPUクーラーの可変速ファンが、うるさいままになってしまうので、とりあえず吸気を増やそうとS-FLEXの1200回転を購入しに最寄りの店まで走ります。
で、1つだけ売っていたのでこれを購入して戻ります。
早速交換し、ついでに下段の電源前のファンも取り外した800回転のファンに取り替えます。
ここから夜に携帯のカメラで、画質悪いです。
配線をきれいに押し込んでから装着します。
正直電源の配線が邪魔で脱着はしんどいです。つけ終わった後もきちんとファンに干渉しないか確かめます。
効果があるかどうか分かりませんが、ついでに電源後ろのよけいな隙間をふさいでおきます。
プラスチックの箱を切り取って両面テープで貼り付け。
フロント中段の吸気を1200回転にした効果は結構あり、またもやCPUクーラーの可変速ファンの回転数が200回転ほど下がります。
ただ電源前のファンを交換したメリットは音的にはあまり感じませんでした。
この状態でまた再起動とCool&Quiet OFFして温度を上げておき(CPU温度58度くらい)しばらくしてからCool&Quiet ONにして一晩起動したまま放っておきます。
9月20日(日曜)
朝に起きて前日のPCの温度を確認してみると全然下がっていません。
どうやらPC内の熱が思ったほど逃げないようです。もっと低発熱のMBとCPUなら良いのでしょうが。
今回はいずれグラボを追加したりするかもしれないと思っているので、ほとんどアイドリングで一晩たっても温度が下がらないのは、いただけません。
で、今日は、さらにS-FLEXの800回転を背面に追加するべく名古屋まで。
いや、近場の店の在庫は買い占めてしまったようで。次の入荷までは待てません。
まあついでに近々買いたいと思っている単品コンポの下見など兼ねているので無駄にはなりません。
目的の物を購入してなおかつ購入候補の単品コンポを簡易試聴して他にも少しウインドショッピングをして夕方に帰宅。
結局導風板は取り外し背面ファン(800回転)を設置。
ついでに手前のコードクリップが剥がれかけていたので手持ちの物と交換します。
ちなみにS-ATAケーブルのあまりを手前にする意味はHDD交換で側面パネルを両方とも開けなくて済むようにするためです。
ついでに、下段HDD用のS-ATAケーブルも短めではなく標準的な長さにしておいた方が、繋いだままHDDケージを外せるので良いです。
自分は下段用をギリギリの長さにしてしまって、ちょっと後悔しているのでそのうち取り替えるつもりです。
追加したファンの配線を接続して裏側配線を整えます。
ダイブにぎやかになってきました。
それでは早速側面のフタをして動作させてみます。
昨日と同じやり方で温度を上げてから下がり方の様子を見ます。
9月21日(月曜)
もう見る見る温度が下がっていくというわけにはいきませんが、30分ごとにCPUクーラーの可変ファンの回転が落ちていき1000回転未満程度で落ち着くようになりました。
(室温30度・12時間連続アイドリング付近で音楽再生に使用)
参考までに現在の温度は、マザーボード付属ソフト(EasyTune 6)の表示で
CPU 47 度
MB 38 度 です。
これならグラボを追加しても何とか耐えられるのではないかと思いました。
ちなみに今回の作業では関係ないかもしれませんが、3週間ほど前にMBのBIOSのアップデートもしているのですが、それから表示温度が、妙に高くなったのが気になりました。
ちなみに現在は最新のバージョンF5になっています。
あといろいろ試す内に音楽再生時のプチプチノイズの原因が、EasyTune 6にあることが分かりこれを常駐から外すとCool&Quiet ONでもノイズが出なくなることが分かりました。
・・・て、気づいていないのは自分だけ?
まあこれでファンの音もだいぶ目立たなくなり単品コンポと組み合わせる準備もできてきたかなと思います。
厳密に無音とは行きませんが、手持ちのノートPC(エプソンNT350)より静かな?という程度の音になりました。
最後に始めの方に向きを間違えてつけている金具は、この記事を書き始めるまで気づかなかったです。
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